イーモバイルとiphoneの関係

イーモバイルは携帯電話部門のブランド名です。2014年7月31日まで事業展開していましたが同年8月1日付けでウィルコムとともに「Y!Mobile」に統一され、iphone5SやiphoneSEの販売を開始しました。

13年ぶり新規参入したイーモバイルが携帯電話業界に与えた影響

総務省が携帯電話用として新たに割り当てた1.7GHz帯の獲得に名乗りを上げ、イーモバイルは第3世代携帯電話(いわゆる3G)無線方式の一つ「W-CDMA」方式で新規携帯電話事業者として参入を表明しました。その後、2005年11月9日に総務省から認可され、約1年半の準備期間を経て13年振り新規参入キャリアとして2007年3月31日に開業しました。

開業当初は携帯電話のブロードバンド分野を変革させることを念頭にデータ通信サービスの拡充に特化した戦略を取っていました。その結果、世界初となる定額での高速ブロードバンド接続サービスを販売するに至りました。この時は日本の携帯端末メーカーのシャープと、パソコンでのブロードバンド分野に長けたマイクロソフトと手を組んでおり、iphoneとは一線を画していました。

定額高速モバイル通信サービスで顧客拡大

当時、既存の携帯電話会社には定額による高速モバイル通信サービスが存在しなかったことから、このようなサービスを求めていた層に受け、順調に会員数を伸ばしていきました。その後、音声通話サービスを2008年2月より開始しましたが、利用可能エリアが狭かったため2010年頃まではドコモの回線を使ったローミングサービスでの提供が主流でした。

他方、データ通信に強みを持つイーモバイルは「PocketWifi」シリーズを発表し、モバイルWifiデバイスの浸透、拡大とともに携帯電話事業も成長していきました。2011年にはイーモバイルを親会社であるイー・アクセスが吸収し、モバイル事業のブランドとなりました。

イーモバイル解散へ

携帯電話事業として合併に関わる変化点は2012年から起こりました。まず、同年9月に楽天との合弁会社である「楽天イーモバイル」を設立し、楽天スーパーWi-Fiを発表しました。その直後の10月、ソフトバンクがイー・アクセスを完全子会社化すると発表、2013年1月にソフトバンクの子会社となりました。以降、オサイフケータイ対応スマートフォンやGoogleブランドのスマートフォンの販売を通じ端末に力を入れるようになりましたが、2014年8月1日をもってウィルコムとともに「Y!Mobile」ブランドに変更となり、イーモバイルブランドとしての役目を終えました。